はろう!泥団子小豆太郎です。
あることが当たり前だと思っていました。
ゲームにはチュートリアルや説明書、ヒントなどがあることが多いです。RPGであれば街の住人がどこへ行くべきか教えてくれますし、わからない操作方法があれば説明書が教えてくれます。それらがあることが当然のことのようにいままで遊んできました。
しかし、このゲームは違います。
今回ご紹介する『なにもないRPG』はその名の通りなにもないRPGです。チュートリアルもなければ攻略のヒントもない。周りを見渡してもなにもないですが、なにかがありそうな予感だけはあります。この不思議なRPGを体感してみませんか。
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ゲーム概要
『なにもないRPG』は不思議な空間を楽しめるRPGです。
いきなり放り出された場所は四角く区切られた草原。ストーリーがあるわけでもチュートリアルがあるわけでもありません。なにをしていいかもなにをするべきかもわからず草原を彷徨います。一体ここはどこで、なにをするべきなのでしょうか―。
キャラ作成
とりあえず、最初にはキャラを作成することになります。
キャラの名前を決めて「はい」を押しましょう。「はい」のボタンが25個もある上に押せるボタンと押せないボタンがあったり、押せるボタンが複数個あったりといきなりプレイヤーの思考を惑わせにきます。まぁ、考えても仕方ないのでテキトーに「はい」を押しておきました。
他にも、キャラの見た目やセリフを決められます。
男性キャラや女性キャラ、老人キャラや子どもっぽいキャラなど、様々な見た目から好きなものを選んでおきます。また、セリフを自由に書き換えることもできます。果たして何に使うんでしょう…?
これでキャラづくりは終了です!
なにもない草原へ
キャラづくりが終わると作ったキャラが草原にいます。
とりあえず画面を長押ししながらぐりぐりしてみると移動ができるようです。移動をしてみますが、通せんぼをしているお爺さんがいる以外に特別な行き先もありません。そして、草原には数多くのキャラクターたちがいます。
他のキャラに話しかけてみましょう。
キャラに話しかけるとセリフを聞くことができるようです。しかし、どこかで見た名前とセリフを発するキャラが多い…。これはキャラづくりの時の初期設定で表示されていた名前とセリフではないか!ということは、この草原にいる数多くのキャラは同じようにこのゲームで遊んでいるプレイヤーという推測ができます。
また、違う名前やセリフのキャラもいますが、その人たちは名前やセリフを変えてキャラづくりをしたのでしょう。「ステータス」ボタンからいつでもセリフを変えることができるので、他のキャラとセリフを共有しながら物語のヒントを得ていく、というスタイルなのでしょうか。
そして、他にも不思議な要素があります。
草原の中には虹色に光るクリスタルが落ちていたり、HPが表示されているバーを装備することができたりもします。なにかのために使うのだとは思うのですが、何に使うか見当もつきません。これ以上なにをしていいのかもわからないので、しらみつぶしにキャラのセリフを聞いてヒントがないか探していきます。
すると、いろいろと見つかっていきます。
隠し部屋やボスっぽいモンスターの部屋など、いろいろと見つかっていきます。どうやら隠し通路を見つけたり様々な条件を満たすことで色々な進展があるようです。しかし、それらを見つけるのは一苦労!まるで脱出ゲームや謎解きゲームで遊んでいるような思考になっていきます。
果たして最終目的はなんで、どこまで続いているのか。
是非とも自分の力で攻略(攻略とかあるの?笑)してもらいたいものです。
まとめ
なにもないけど、なにかある。
そんな言葉が似合うRPGです。最近の生易しいゲームシステムを完全否定するかのようなプレイヤー泣かせの仕様になっています。しかし、隅々までプレイすれば何かしらの進展があるので、そこを探すのが面白いです。これで本当に何も無かったらある意味スゴイですけどね…笑。
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